ピーマンの肉詰めレシピ(フランスのレシピサイトより)

レシピ(フランス語より)

今回ご紹介したいのは、フランスの伝統的な家庭料理、“ファルシ”。私がリヨンにホームステイしている時は、ヒルディギャード(フランス人マダム)がよく作ってくれました。クレヨンしんちゃんでは、不憫に扱われていますが、簡単にできるわりにバランスよく栄養を取れる優れた料理です。

Poivrons farcis à la viande ピーマンの肉詰め

ELLE.frさんのレシピ

(右上)画像:参照
レシピサイトから変更した点
・〈ピーマン・パプリカ〉サイズが、日本の倍あるので、数量を2つ→4つに変えました。
・〈合挽肉〉元は、子羊の挽肉と掲載されてますが、日本人向けに合挽肉に変更しました。
・食パンは、パン粉で代用してもOKです。

作ってみた感想

え、美味しい!!パプリカの甘みが最初に口の中を舞い、次々と他の具材が広がります。私は、食パンをパン粉で代用して作ったのですが、そのパン粉の舌触りが、お肉の脂のように感じ、良い役割をしています。

料理をしていて、気が付いた点は、こちらです。

  • レシピ(4)について、火をつけたままだとお肉に火が通り過ぎてしまい食感が硬くなるし、他の食材と混ぜにくくなると思いました。個人的には、余熱で炒めるか、完全に他のボールに移動させて混ぜる方が作りやすいと思います。
  • レシピ(6)について、すでに中の具材には火が通っているので、オーブンに入れた後は焦げないように注意してください。20分後から表面に焦げ付きが見えました。

〈ソースについて〉 レシピには、ソースが付いていなかったのでトマトソースを作りました。

・トマトピュレ120ml、赤ワイン120ml、水60ml、ブイヨン小さじ1/2、ガーリックパウダー、(ローズマリー小さじ1程度、タイム小さじ1程度)を火にかけてとろみがついてきたら完成。

詰め料理“ファルシ”

日本でもポピュラーなピーマンの肉詰めですが、フランスでは、いろいろな野菜を使ってこの料理が作られます。トマト、なす、ズッキーニ、かぼちゃ、マッシュルーム…等々。日本よりも野菜のサイズが大きいのでバラエティに富んでいます。レシピによっては、魚や米などの穀物を入れるなど中身も様々です。例えば…

肉を使わないファルシ:biocoopさんのレシピ

(右上)画像:参照
このレシピは、ブルグルが使われていますが、米やクスクスで作っても良さそうですね。

バターナッツのファルシ:Bio c’ Bon さんのレシピ

(右上)画像:参照
変更点:本のレシピに粉チーズは含まれておりませんでしたが、写真の見た目に近付けるため加えました。

日本では焼く工程でフライパンを使っているのに対し、フランスではオーブンを用いるレシピが一般的です。じっくりと焼き上げることで、野菜の甘みが引き出され、中の具材だけでなく、野菜の味を楽しむことができます。食習慣に野菜を取り入れたいけれど苦味が少し苦手な人にこそ、おすすめしたいメニューです。

まとめ

 今回は、詰め料理“ファルシ”のレシピを紹介しました。こうしてレシピを見ていると、中も外も自由に組み合わせられるので、献立のレパートリーがぐんと広がりませんか?使い方の分からない野菜に出会った時も対応できますね。今夜の夕食に作ってみてはいかがでしょうか。

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